PP(ポリプロピレン)やPET(ポリエチレンテレフタレート)など、さまざまなフィルに接着剤を塗り、乾燥させた後に、ローラーにより印刷物に圧着させるという技法です。接着剤としては水性エマルジョンタイプを使用しています。

　貼り合わせるフィルムは通常15μ前後のものですが、印刷物をラミネート加工することにより、強い耐久性や堅牢性を持たせることが出来ます。フィルムの種類を変えることで、光沢、マット調、ホログラム、エンボス、アルミ蒸着など幅広い加工が可能になります。

当社では、低温ラミネート加工により、サーマルラミネート（熱圧着）が得意としない、ステッカー、合成紙、薄紙などのラミネートを得意としております。

　また、低温加工により印刷物に対する温度の影響も少なく、カール等の問題もほとんど生じません。

　なお、使用している接着剤は、揮発性有機化合物を含んでいないため、環境にやさしく、労働安全や消防法の問題も生じません。